新茶が味わえる季節を迎え、釜炒(い)り茶の新商品「たかちほKaori茶~輝(かがやき)」が、宮崎県高千穂町の道の駅「高千穂」など町内3店で発売された。ハーブに似た独特の香りが特徴だ。道の駅などでは新茶まつりを開催中で、茶を使った総菜や菓子も提供する。
釜炒り茶は国内緑茶生産量の1%未満と希少で、宮崎県はその約4割を占める日本一の産地。県北部の高千穂地域が主要産地で、新商品は道の駅などを運営する「高千穂まちづくり公社」が企画した。香りの良い品種・高千穂の茶葉を使い、町内の腕利きの農家が監修して開発された。
Kaori茶はカラフルな化粧箱に、ティーバッグ8個が入り税込み800円。道の駅のほか、町内の農産物直売所「鬼八の蔵」などで扱う。7月12日までのまつり期間中、土、日曜に茶そば入りのいなりや釜茶団子も販売する。新商品開発に携わった同公社の担当者は「いろんな料理や菓子に合うので、ぜひ味わって」とPRしている。【重春次男】
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