北海道函館市に30年前に開校したロシアの大学の分校が、生徒数の減少による財政難で閉校の危機にあります。

 ウラジオストクに本校があるロシア極東連邦総合大学函館校。

 ロシアのウクライナ侵攻で生徒数が激減し、現在14人の学生がいますが、学校の継続には33人以上が必要です。

 年間の運営費は約6000万円で、その半分を函館市が補助しています。

 「保有資金を使っての学校運営をすることのできる最終年度。(資金の面で)破産といいますか、そういう恐れもなくはない」(ロシア極東連邦総合大学 函館校 渡辺 善行理事長)

 すでに2025年度の生徒募集を停止していて、2025年度以降の学校運営に相当な困難が予想されています。

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