宮城県涌谷町では、夏場に収穫するコメ、極早生種の「おもてなし」の田植えが始まりました。早ければ8月にも新米が店頭に並びます。

田植えが始まったのは、涌谷町吉住のコメ農家、黒澤重雄さんの田んぼです。

4月17日に植えられた苗は極早生種の「おもてなし」で、「ひとめぼれ」よりも1カ月ほど早い夏場に収穫することができ、柔らかく粘りのある食感が特長です。
黒澤さんによりますと、種まきをした3月上旬、気温が低い日が続き苗の生育への影響が心配されましたが、その後は天候に恵まれ例年並みに育ったということです。
今年は5.2ヘクタールに作付けし、およそ20トンの収穫を見込んでいます。

「おもてなし」を栽培する農家 黒澤重雄さん(76)
「8月の末には消費者に届くので、今年も新米ができたねと(消費者に)喜んでもらえれば一番うれしい。」

「おもてなし」の田植えは5月上旬まで続き、早ければ8月にも宮城県内のスーパーなどで販売される予定です。

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