物価高騰が続く中、東北工業大学で学生にカレーを100円で提供する取り組みが行われました。費用だけでなく朝食を抜きがちな学生の栄養面の支援も目指しています。

高橋咲良アナ
「きょうは学食のカレーが100円で食べられるということで多くの学生が列を作っています。この列、食堂の奥まで続いています」

この取り組みはコロナ禍でアルバイトが減った学生を支援しようと始まり、今年度で3年目となります。通常350円の学生食堂のカレーが100円で食べられるとあって、昨年度は40日間でおよそ4万2千皿と通常時のおよそ25倍の注文があったということです。

1年生
「安くていっぱい食べられるのでうれしい。お腹いっぱいにもなるので。」

2年生
「一人暮らししているので食材も全部自分で買うが、卵を買うのですらためらってしまう。(物価高で)食材が買えないので、今。」

東北工業大学 目黒裕二教務学生課長
「お金が厳しいということで朝食や昼食を抜く学生も多いので、100円でカレーを販売することで栄養的な面でも学生を支援できているかなと。」

この取り組みは4月中、あと4回行われ、来年1月まで合わせて40日間、実施されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。