兵庫県三木市で、閉校した小学校に設置されていた「二宮金次郎の像」がおよそ55万円で落札されました。

先週、兵庫県三木市で落札されたのは、高さ1メートル、重さ23キロの「二宮金次郎の像」です。

この像は、おととし3月に閉校した市内の小学校に63年間設置されていて、市は備品の有効活用のため、一般競争入札を行っていました。

その結果、学校の同窓会のデータ管理などを行う姫路市の会社会長・福田つとむさん(80)が、55万1380円で落札を決めました。

【株式会社サラト会長 福田つとむ(80)さん】「前の日まで30万円で入札しようとおいていたんですけども、当日になると、ひょっとしたら全国で来るから大台にいかなあかんなと。だから(落札額は)ちょっと思い切った数字です」

福田さんは、通りがかった人にも金次郎の「物事を誠実に行う」という考え方に興味を持ってもらおうと、駐車場の一角に像を置く予定だということです。

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