仙台管区気象台は6月23日、東北地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
こうした中、岩手県一関市にあるあじさい園では、25日から始まる「あじさいまつり」を前に準備が進められています。
中條奈菜花アナウンサー
「梅雨の花といえばアジザイ。一関のみちのくあじさい園では、広大な杉林の中を歩きながらあじさいを楽しむことができます」
23日に平年より8日遅く2023年より14日遅い梅雨入りとなった岩手県内。
15ヘクタールの広大な敷地に400種類・4万株のアジサイが栽培されているみちのくあじさい園では、気温の高い日が続いた影響で例年より1週間ほど開花が早まりました。
今見頃を迎えているのは、日本古来のヤマアジサイです。
枝が黒く濃い青の花が特徴的な「クロヒメ」や、白と赤のグラデーションが美しい「クレナイ」など品種によって色や形が異なります。
24日は見頃を迎えたアジサイを楽しもうと県内外から多くの人が訪れました。
来園客
「アジザイの種類がいっぱいあるから、本当に目を楽しませてくれる。癒されます」
来園客
「梅雨って感じがしてアジサイも喜んでいるんじゃないかと思う。水にぬれたアジサイってすてきですよね」
みちのくあじさい園では、25日から始まる「あじさいまつり」を前に、休憩スペースを設置するなど準備が進められています。
みちのくあじさい園 新川正己さん
「今年は梅雨に入らなくて困っていたが、水をまき、みんなで頑張って育てた。例年より早めに咲いているので早めにいらしてみてください」
みちのくあじさい園の「あじさいまつり」は、6月25日から7月25日まで開かれます。
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