今年4月から6月までの県内企業の景気の調査結果は2期連続で「下降」となりました。

この調査は、佐賀財務事務所が主に資本金1000万円以上の県内企業100社程度を対象に年に4回行っているものです。
今年4月から6月にかけて、「景気が上昇している」と答えた企業の割合から「下降している」と答えた企業の割合を差し引いた値はマイナス4.8で、2期連続で「下降」となりました。
業種別では、特に製造業がマイナス23.5と落ち込んでいて、自動車関連の企業から「一部メーカーの生産、出荷停止の影響は小さくなっているものの続いている」という声があったということです。

一方で、非製造業は13.0となりました。
宿泊・飲食サービス業で客足が好調なほか、生活関連サービス業でも婚礼の件数が増え、大人数での披露宴も戻っているということです。
佐賀財務事務所は「今後は賃上げの動きがどう個人消費に影響するかなどを見ていく必要がある」としています。

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