（菅井貴子気象予報士が解説）午後5時30分現在
◆きょう26日(水)の気温
上空には5月並みの冷たい空気が流れ込んでいます。
朝から気温が低く、日中でも20℃以下の所がほとんどでした。
札幌も、最高気温が18.8℃で、20日ぶりの低温で、日陰では、寒く感じれました。
上川・留萌地方に、低温注意報が出ています。農作物の管理に引き続き、ご注意下さい。
一方、稚内は16.6℃で、前日より5℃高く、
先週末から続いていた季節外れの低温は少し解消されました。
◆あす27日(木)の天気・気温
朝は道北で、雨の所がありますが、
日中は、広い範囲で、青空が広がるでしょう。
夕方以降は、札幌など道央圏で、にわか雨の所がありますので、ご注意下さい。
晴雨兼用の傘がおすすめです。
最低気温は15℃以下の所が多く、ひんやりしますが、
日中は、25℃以上の所がほとんどで、暑くなるでしょう。
札幌は27℃まで上がり、4日ぶりの夏日となりそうです。
◆札幌の10日間予報 27日(木)～7月6日(土)
28日(金)から週末にかけて、真夏並みの暑さが到来です。
30日(日)の予想最高気温は31℃で、今年一番です。
来週も、雨の日が多くなりますが、気温は25℃以上で、かなり蒸し暑くなりそうです。
クーラー、冷房、扇風機の本格的な出番となるでしょう。
熱中症など体調管理にも気を付けて下さい。
◆3か月予報
今週は気象台から3か月予報が発表されました。
7月～9月の北海道の気温は、平年より高く、6年連続の猛暑となりそうです。
なお、昨夏は、記録的な暑さに見舞われ、
札幌は、35℃以上の猛暑日が3日、30日以上の真夏日が30日もあり、
特に、8月23日に36.3℃と、史上一番の高温になりました。
熱中症で救急搬送された方は500人以上で、過去最多人数となりました。
今夏も、昨夏に匹敵する可能性もありますので、
今のうちに、暑さ対策を本気で考えておいてください。
◆全道の週間予報 26日(水)～7月2日(火)
27日(木)から週末にかけて、真夏並みの暑さが続きそうです。
旭川、北見、帯広など、連日30℃以上です。
特に、30日(日)は、帯広で33℃、池田町は34℃予報です。
6月としては記録的な高温となるかもしれません。
週末の外出は、熱中症対策を優先し、無理な予定は立てないようにしましょう。
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