国が利用促進を図るマイナ保険証、その利用率が全国1位になったとして、宮崎県歯科医師会と高千穂町が厚生労働省から表彰されました。
表彰を受けたのは県歯科医師会と高千穂町で、宮崎政久厚生労働副大臣から表彰状が手渡されました。
厚労省は、今年12月に健康保険証の新規発行が終了するのを前にマイナ保険証の利用が進んでいる地域を表彰する制度を新設しました。
今年4月の1カ月間が対象で、宮崎県内では、都道府県ごとの施設別利用率で歯科診療所が22.2%と全国1位、市町村別の利用率では、高千穂町が36.6%で全国1位となりました。
マイナ保険証の使い方を説明する受付スタッフを増員するなどの取り組みが全国1位につながったと見られます。
(県歯科医師会 上窪高志会長)
「(マイナ保険証の利用で)利点が出てきて、医療の無駄だったところが減っていくのではないかと考えています。」
厚労省では、マイナ保険証が適切な医療と薬の処方につながるとして、利用率をさらに上げていきたいとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。