JR東海ホテルズ（名古屋市）は運営する全6ホテルで、従業員の制服デザインを7月1日から統一する。ホテル間で人員を融通しやすくして人手不足への対応力を高める。クリーニングなどのコスト削減も狙う。
28日、名古屋マリオットアソシアホテルで新制服を披露した。ジェンダーレスを意識して女性用はパンツスタイルも選べるようにした。動きやすさを重視し、災害時に客を円滑に誘導できるようにする。
同社は東海地方を中心に「ホテルアソシア」などを展開する。従来はホテルごとに制服が異なっていた。新制服は各ホテルから集まった従業員22人が企画し、最終的なデザインは全社員約500人の投票で決めた。伊藤彰彦社長は「系列を超えた自主的な取り組みで、社員の成長にもつながった」と述べた。
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