子供たちが障害の有無に関係なくともに学ぶことができるインクルーシブ教育の意味を考えるシンポジウムが開かれました。
シンポジウムには障害がある人や、学校関係者、支援する弁護士らが参加しました。
おととし国は、特別支援学級の児童生徒は週の半分以上の授業を支援学級で受けるよう通知を出しました。
通常学級で学べる時間を制限する通知で、大阪府内の公立小学校に通う障害がある児童と保護者は「インクルーシブ教育を受ける権利を侵害し不当な差別に該当する恐れがある」として通知の撤回を国に求めています。
【申立人・東大阪市の小学生の保護者】「明らかに人権を無視されているし、その違和感なしに(国が)しゃべっていることに恐ろしさをずっと感じている。(学校現場が)従わざるを得ない現状があまり知られていないと思う」
小中学校を通常学級で過ごしたという、豊中市に住む女性の母親も発言し、「娘が毎日学校で楽しく過ごしていることを感じていた」と話しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。