300人以上が犠牲となった「延岡大空襲」から29日で79年。延岡市では、犠牲になった人をしのぶ慰霊法要が行われました。
慰霊法要は、延岡市の今山大師広場にある慰霊碑の前で行われ、遺族や近くの幼稚園児などが参列。慰霊碑に手を合わせたり、花を手向けたりして、犠牲者に祈りを捧げていました。
太平洋戦争末期の1945年6月29日未明、延岡市はアメリカ軍による空襲を受け、市街地の約4割が焼失。300人以上が犠牲になりました。
(当時6歳の弟を亡くした遺族)
「弟とは、よく川に行ったり、釣りが好きで釣りに行ったり、いろいろしました。私が中学時代、傘を持って遠いところまでよく迎えに来てくれていた。そういう思い出を考えると悲しくなります」
参列者たちは、戦争で命を落とした犠牲者たちに思いを馳せ、平和への誓いを新たにしていました。
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