南極での生活や自然環境について関心を高めてもらおうと、宮崎市の宮崎科学技術館で講演会が開かれました。

講演会には家族連れなどおよそ50人が参加。講師を務めたのは元南極地域観測隊員の堀川秀昭さんです。

堀川さんは南極大陸に3度上陸し、平均気温が氷点下10.4度の昭和基地で建物や設備のメンテナンスなどを担当。

講演では南極大陸が地下4700メートル余りにも及ぶ氷に覆われる事や、美しいオーロラが観測できる事を紹介。

また、観測隊が現地で着用するダウンの試着体験や、南極の猛吹雪と同じ風速60メートルの実演も行われました。

(参加者)
「楽しかった。強い風でおでこが見えるようになってすごかったです。」
「日本とは季節とかが真逆ですごいなと思いました。
(Q試着体験してみて)暑くてブカブカでした重かったです。(南極の)氷を触ってみたいと思いました。」

過去の気候や大陸が移動した歴史を知る事ができる南極の自然について、子供たちは講話や体験を通し好奇心を高めていました。

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