能登半島地震から半年となる1日、岸田総理大臣は石川県内の和倉温泉を視察し、営業再開の前提となる護岸の整備を国が主導する考えを示しました。

岸田総理大臣
「被災した公共護岸を国が代行復旧するとともに、民有護岸についても地方公共団体に所有権を移管していただいて再整備をするなど、政府として復興のための基盤づくりを加速していきたい」

 岸田総理は和倉温泉で大きな被害を受けた護岸の復旧に関して、「日本有数の温泉地である和倉温泉の再生は能登地域のなりわい再建の象徴だ」と述べました。

 そのうえで、財政支援など「あらゆる手段を活用して再建を進めていく」と強調しました。

 また、能登地域の観光を支援する補助率7割の復興応援割について「復興次第、直ちに開始できるよう具体化を進めたい」としました。

▶【能登半島地震 被害状況マップ】災害をとらえた映像を地図上に表示

▶能登半島地震特集

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。