村井知事が熱中症予防を呼びかける動画が2日から、宮城県内の一部コンビニエンスストアで公開されます。宮城県は室内で発症するケースも多いとして、エアコンの使用やこまめな水分補給を呼びかけています。

公開された動画
「県知事の村井嘉浩です。熱中症対策のポイントは外出時は暑さを避ける工夫を。室内ではエアコンの使用を。こまめな水分と塩分の補給をみんなでやろう!熱中症対策!」
村井知事「素晴らしいナレーションでございましたね」

この動画は熱中症の予防につなげようと、県と「大塚製薬」が協力して作成したものです。
2日から2週間、県内のファミリーマートの店舗内にあるデジタルサイネージで表示されます。

県のまとめによりますと、県内では先月、熱中症の症状で135人が救急搬送され、このうち半数以上の73人が65歳以上でした。発症した場所で最も多いのは住居内で3割を占めています。

村井知事
「部屋の中でも熱中症の危険はあります。我慢せずにエアコンを使ったりのどが乾く前にこまめに水分・塩分をとるなどの対策を行ってください」

県は呼びかけ以外の対策として、特別支援学校の体育館でスポットクーラーの設置を進めているほか、県立学校では理科室などの特別教室でもエアコン設置を進めていくとしています。

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