愛媛県松山市の子規記念博物館が７年ぶりにリニューアルし、３日から一般公開されます。タッチパネルを使った展示も導入され、より興味を引くように工夫されています。

子規記念博物館は道後温泉本館の全館営業再開にあわせて、７年ぶりに常設展示室をリニューアル。関係者に向けた内覧会が２日に開かれました。

展示室の始めには子規の生涯がわかりやすいよう足跡を年表で示したパネルを設置。このほか新たにタッチパネルモニターを４カ所設け、子規ゆかりの場所などを触ると写真と解説が表示されます。タッチパネル式のクイズコーナーもあります。

また約３００の資料を展示。子規が病床で鏡を見ながら自分の姿を描いた「自画像」など、貴重な作品を定期的に展示を変え紹介します。

新しい常設展示室は子どもから大人まで、子規について深く学べる工夫がされています。

子規記念博物館・竹田美喜総館長：
「生きていた子規を、若いときどういうふうな少年であり青年であり、そして病床でも一生懸命頑張ったということを分かっていただけたら」

リニューアルされた子規記念博物館は３日に一般公開されます。

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