日本銀行が、3日、20年ぶりとなる新しい紙幣を発行し、県内の金融機関でも新しい紙幣への交換が始まった。

20年ぶりにデザインが変更された新しい紙幣には、新1万円札に渋沢栄一、新5千円札に津田梅子、新千円札に北里柴三郎が描かれ、新たな偽造防止技術も取り入れられている。

（リポート）
「山形市の山形銀行本店営業部です。県内で最も早く、まもなく午前10時から新しい紙幣に交換できるということで、こちらにはすでに多くの人が訪れ、待っています」

県内の金融機関での新しい紙幣の取り扱いは、山形銀行本店営業部で午前10時から始まった。荘内銀行本店営業部は3日午後1時から。きらやか銀行は4日から交換できるという。

（交換した人）
「待っていたので感無量、うれしいですね」

これまでの紙幣も、引き続き使うことができ、日銀は「古いお札は使えない」という詐欺行為に注意するよう呼びかけている。

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