カナダのモントリオールで開かれている国際花火競技大会は、日本を含めて6か国の代表が花火の美しさや技術を競いあい、日本からは明治時代の1910年に始まった大仙市の「大曲の花火」の実行委員会が初めて出場しました。

会場のモントリオールの遊園地には地元の市民や観光客などおよそ7000人が集まりました。

大曲の花火師たちは、日本の伝統的な花火と海外の映画のテーマ曲を組みあわせる演出で大会に挑み、「スターウォーズ」や「タイタニック」などのテーマ曲にあわせて色が次々に変化する花火などを打ち上げていきました。

そして、フィナーレでは大量の花火玉を連続で打ち上げモントリオールの夜空を赤や黄色などに彩ると、会場の観客たちはスタンディングオベーションでたたえていました。

アメリカ人の女性は「こんなにすばらしい花火を見たのは初めてです。音楽も聞いてすぐにわかるものだったので、歌いながら楽しめました」と話していました。

花火師の今野祥さんは「無事に打ち上げることができて安心しています。伝えたいことは伝わったと思うので、間違いなく金賞がとれると思います」と話していました。

競技は7月27日まで続き、8月1日に入賞した国の代表が発表される予定です。

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