7月4日、環境省が全国65の港湾で行った調査によって、清水港新興津ふ頭(静岡市清水区)では地面を出入りするアカカミアリの疑いのあるアリ100匹ほどが見つかりました。
このため、アリが見つかった場所では殺虫餌を設置し、緊急防除を実施したほか、専門家が調べたところ特定外来生物のアカカミアリであることが確認されました。
静岡県内でアカカミアリが見つかるのはこれで15例目となり、2024年度に入ってからは初めてです。
アメリカ南部から中米に分布するアカカミアリは体長3~5ミリ程度の有毒アリで、土の中に営巣し、水に浮かんで集団で移動するなど拡散能力が高いことで知られています。
また、尻に毒針を持つものの、ヒアリに比べると毒は弱いと言われています。
県はアカカミアリが見つかったことを港湾関係者に伝えると共に、今後は発見された場所の周辺の監視やパトロールを継続的に行う方針です。
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