ユニクロなどを展開する衣料品の製造・販売大手「ファーストリテイリング」の社員が9日に長崎市の小学校で子供達に衣服の大切さを教えました。
社員
「自分の国を追われ、保護を必要としている人たちのことを、難民という風にさしています」
ファーストリテイリングの社員が訪れたのは長崎市の南陽小学校で、約100人の3~4年生を前に授業を行いました。
テーマは「難民の支援」についてです。
まずはグループに分かれて自分たちが難民になったとしたら、どんな持ち物が一番大切かを話し合いました。
この授業は難民支援の一環として2013年から全国の小中学校で行っていて、子供達に着なくなった服を集めてもらい、難民に届ける活動をしています。
2023年度は744校が参加し、シリアなど80の国と地域に5463万着を超える衣料品を贈りました。
児童
「服などがなくて苦しい思いをしていると思った」
児童
「服を捨てずにリサイクルなどをしてその人(難民)たちに届けようと思いました」
南陽小学校は今後、総合学習の時間に衣服を集める方法を話し合い、10月ごろまでに寄付の準備をすませる予定です。
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