日本一小さいトンボと言われる「ハッチョウトンボ」が、愛媛県内で唯一の生息地・西条市の湿地で愛らしい姿を見せています。
鮮やかな赤色の体。サイズは約2センチで1円玉ほどしかありません。世界最小クラスのトンボ「ハッチョウトンボ」は、県のレッドデータブックで絶滅の危機に瀕している「絶滅危惧1類」に指定されています。
愛媛県内で唯一の生息地・西条市旦之上の湿地では毎年4月末から羽化が始まります。赤色がオス、黄色と黒のツートンカラーがメスで、4日も約300匹ほどのハッチョウトンボが湿地の草や花に止まって羽を休めていました。
今治から訪れた夫婦:
「きれいやしかわいいですね。また今度、子ども連れて来たいね」
地元住民らでつくる保存会は、2010年からハッチョウトンボがすみやすい環境を整備しようと、湿地から離れた場所に生息できる水場を再現するなど保護活動を続けています。
庄内ハッチョウトンボ保存会・近藤茂孝さん:
「ここにしかいないという点で愛媛唯一ですので、大切にして頂けたらと思います」
ハッチョウトンボの姿は8月中旬まで見られるそうですが、小さいので誤って踏まないようそっと観賞してほしいということです。
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