長崎市の「長崎ペンギン水族館」で、ほかの施設で産まれた卵を育てたペンギンからヒナが誕生し、愛くるしい姿を見せています。

長崎ペンギン水族館で今年5月下旬、2羽の「コガタペンギン」が誕生しました。

大きくなっても体重は1キロほどの世界最小のペンギンです。

ふ化から50日あまりが経った今の体重は・・・

長崎ペンギン水族館飼育員 小塩祐志さん
「1141グラムですかね」

初めは30グラムにも満たないほどでしたが大きくなった今でも、ヒナ特有のふわふわの「綿羽」が残り可愛らしい姿を見せています。

ヒナたちの親は、別の施設で産まれた卵をペンギン水族館でふ化させる「受精卵移動」という方法で育てられたペンギンです。

受精卵移動で育ったペンギンが親となり、ヒナが誕生するのは、ペンギン水族館では初めてのことです。

「先に生まれた子はいろんなものに興味を持つ好奇心旺盛な子で、逆に2羽目は落ち着いておっとりした子なので、それぞれ特徴がある」

2羽のヒナは早ければ7月末にコガタペンギンの飼育場に移され、一般公開される予定です。

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