九州・沖縄では初めて配備された機体だということです。吉野ヶ里町にある陸上自衛隊目達原駐屯地に14年ぶりに新型のヘリコプターが配備され、12日関係者に披露されました。

吉野ヶ里町にある陸上自衛隊目達原駐屯地に配備されたのは、多用途ヘリコプターUH-2です。

UH-2は現在も運用されているUH-1の後継機で、2人のパイロットのほか11人を乗せることができます。
また、機体の性能向上により、航続距離が370キロから670キロにまで伸び、佐賀から鹿児島県奄美市付近まで飛行が可能だということです。
12日は製造メーカーや地元の関係者などを招き機体が披露され、隊員が性能や装備などを説明していました。

【西部方面ヘリコプター隊第2飛行隊長 倉知弘二2佐】
「メインローターが2枚から4枚に変わっていて、エンジンは2基搭載している。これまでと変わらず、民生の安定、災害派遣等含めしっかり安全確実に即応任務を完遂したい」

関係者によりますと、目達原駐屯地に新型のヘリコプターが配備されるのは、通称アパッチ以来14年ぶりとなります。
また、教育用を除くと大阪、三重の駐屯地に次いで佐賀が3機目の配備で、UH-2は7月21日に行われる駐屯地の一般開放でも公開されることになっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。