工業系の高校生が木材の加工など8つの部門に分かれて「ものづくり」の腕を競う九州大会が佐賀市で開かれました。

この大会は工業系の高校生の技術を高め、優秀な人材の確保につなげようと毎年開かれているものです。
8つの部門のうち、佐賀市の佐賀工業高校では「木材加工」や「旋盤作業」など4部門が行われ、九州各県の代表者31人が日ごろの練習の成果を披露していました。
このうち「旋盤作業」では鳥栖工業の川内田妃真里さんが女性で唯一出場。2時間の制限時間内に鉄製の材料を削って寸法通りに仕上げる正確さや出来栄えなどを競いました。

【鳥栖工業高校 機械科担当 松本圭司さん】
「どんどんレベルの高い選手が出てくるのでそういうところからいろいろ刺激をもらって、最終的には卒業して社会人になってからの糧になってくれれば」

九州大会を勝ち抜いた高校生たちは今年11月、東北6県で開催される全国大会に出場します。

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