7月9日の大雨によって出雲市大社町で発生した県道の崩落から16日で1週間となる中、孤立に近い状態が続いている日御碕地区の住民のための臨時のスクールバスや路線バスの部分運行が始まりました。

日御碕地区には、市内の小中学校に通う児童・生徒があわせて約20人いて、うち小学生は普段、市が運行するスクールバスを利用して通学していましたが、県道の崩落によって運休となり、学校に通えない状態でした。
このため市は、16日から1学期が終わる19日まで臨時スクールバスを運行し、普段路線バスで通学している中学生も含めて利用できるようにしました。

児童:
勉強も久しぶりでちょっとだけ楽しみ。友達と休み時間にいっぱい遊びたい。

保護者:
受験生もいるので心配していたけど、良かったです。

また日御碕地区を結ぶ路線バスも、崩落現場の手前から出雲大社バスターミナルまでの区間で一日7往復の運行が始まり、日御碕地区の住民は配布された特別乗車券を使って、無料で利用することができます。バスには早速、買い物や仕事で利用する人の姿がありました。

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