夏の楽しみの一つ、花火を安全に楽しんでもらおうと7月16日、消防職員などが園児に正しい遊び方について教えました。園児たちは花火の楽しさとともにその危険性についても学んだようです。
【高濱優生乃アナウンサー】
「この季節、家族で遊ぶ人も多くなる花火。これから園児たちは実際に火をつけ、花火の安全な使い方を学びます」
16日、新潟市東区のこども園で行われたのは、花火の正しい遊び方を学ぶ「花火教室」です。
まずは、消防団員による紙芝居で火遊びの危険性を学びます。
【消防士】
「ライター・マッチで遊びません」
【園児】
「ライター・マッチで遊びません」
正しい遊び方の説明を聞き、いよいよ実践です。
【園児】
「おっ、色変わった。虹色…終わった」
【消防士】
「(火が)つかない時もいい勉強。このまま水にいれましょう」
手持ち花火だけでなく、置いて楽しむ花火との安全な距離についても学んだ園児たち。
【園児】
Q.どんなこと教えてもらった?
「(花火を)振り回さないことを教えてもらった」
【園児】
Q.花火をやりたいなと思ったら?
「大人の人と一緒にやる」
新潟市消防局によりますと、新潟市内では去年、花火が原因とみられる火事が1件発生しているといいます。
【新潟市消防団東方面隊 渡邊和美さん】
「慣れてきたからといって、お子さんだけで家の庭だからいいよと目を離して、家の中でお父さん・お母さんがいて、子どもだけでやるようなことはないようにしていただきたい」
また、消防は花火を終えたあとそのまま捨てるのではなく、一晩水につけ、しっかり火が消えた状態で処分するなどルールを守って楽しむよう呼びかけています。
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