新型コロナウイルスの感染者数が急増していることについて、福岡県医師会は「第11波」にあたるとして注意を呼びかけています。

◆福岡県医師会 蓮澤浩明会長
「7月になって、また増えている。福岡では急増という表現を使っています」

福岡県内の新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関あたり11.28人で、前の週と比べて約1.7倍と急増しています。

福岡県医師会は、17日の定例会見で、今回の新型コロナの流行は、いわゆる「第11波」にあたるとの認識を示し、さらなる感染拡大への注意を呼びかけました。

今回の流行の原因といわれるのが、新たな変異株「KP.3」で、感染力が非常に強く、発熱や喉の痛みが多くみられるということです。

福岡県医師会は、基本的な感染対策に加え、発熱の際には受診前に病院に電話をすることや、病院を訪れる際には、マスクを着用するなど、感染対策への意識を高めるよう呼びかけています。

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