国内最大規模の日本画展覧会「春の院展」が、愛媛県松山市のデパートで17日から始まっています。

「春の院展」は3月から全国を巡回していて今回の松山展は四国で唯一の開催。入選作品297点のうち78点が展示されています。

このうち手鏡をのぞき込む女性を描いた作品は「合わせ鏡」。作者は東京都出身の宮北千織さんです。「本当の自分の姿とは何か」。そんな問いかけを作品に込めています。

「少年の部屋」は千葉県出身の前田力さんの作品。大きなヨットと恐竜やロボットが立ち並ぶ、夢のような夜中の少年の部屋を描いています。

日本美術院・西田俊英理事:
「東京展よりももっと多いんです。玉石混合で多くあるんですが、松山にはえりすぐりの78点を持ってきております」

「春の院展」はいよてつ高島屋で7月28日まで開かれています。

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