2019年の東日本台風で大きな被害を受けた宮城県丸森町で7月17日、河川などの復旧工事が報道に公開されました。

丸森町では2019年の東日本台風で、県が管理する内川、五福谷川、新川のあわせて18カ所が決壊し、町内の広い範囲で浸水被害が発生しました。

17日の説明会は国土交通省宮城南部復興事務所が、復旧工事の現状を広く知ってもらうため開いたもので、進ちょくの状況や今後の見通しが示されました。

その中で、被災した堤防工事に使うための土砂の改良など新たな作業が必要になったため、工事の完了時期が今年度から1年先延ばしされたことが説明されました。それに伴い、事業費も約26億円増え156億円になったということです。

宮城南部復興事務所 八重樫博男副所長
「1年延期され、一刻も早い復旧を望む人たちには大変申し訳なく思っている」

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