福岡県宗像市は、トヨタ自動車九州と連携して、学校現場の働き方改革のため、車造りのノウハウを全国で初めて導入することを明らかにしました。

宗像市によりますと、この取り組みは、トヨタ自動車九州が合理性追求のために行っている「トヨタ生産方式」を学校現場に取り入れることで、働き方改革につなげるのが目的です。

7月23日に、赤間西小学校で開始。

会社から3人ほど派遣してもらい、教職員約30人と共に課題を洗い出して、8月中に改善策を立てた上で新学期の9月から実践するということです。

宗像市は、昨年度1カ月の超過勤務時間の上限45時間を超える教職員が小学校で約30パーセント、中学校や義務教育学校で約41パーセントに上っていることから、「この方式の導入で子供たちの教育環境向上も目指す」としています。

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