数十年に1度しか咲かない「幻の花」が、福岡市の海の中道海浜公園で開花しました。

タワー状にまっすぐ茎を伸ばす中南米が原産の「リュウゼツラン」。

葉っぱが竜の舌に似ていることからその名がついたとされます。

数十年に1度しか開花しないため、「世紀の植物」ともといわれています。

福岡市東区の海の中道海浜公園では、5月頃から茎が伸び始め、その高さは7メートルにまで成長。

先端には、細長く黄色い花が咲いています。

リュウゼツランは、30年かけて成長し、1度開花したら枯れてしまう、まさに『幻の花』で、訪れた人は、貴重な光景を写真に収めていました。

◆愛知県から来た人
「私知らなくて、感動しました」

◆愛知県から来た人
「こんな時に巡り会えて幸せです。本当に運がいい」

◆園内で働いている人
「成長段階から見守ってきていたので感無量です。やっと咲いたんだなと」

◆海の中道海浜公園 広報 山本樹さん
「こうして珍しい花に今年は出会えるということで、ぜひ、その貴重さを体験していただけたら」

リュウゼツランは、8月上旬まで楽しめるということです。

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