秋田県内では7月11日から「夏の交通安全運動」が展開されている。18日は秋田市の園児が「ヘルメット着用呼び掛け隊」に任命され、交通安全を呼び掛けた。

秋田市の和田幼稚園で18日、交通安全教室が開かれ、年少から年長までの園児がカードの同じ絵柄をそろえる「神経衰弱」を楽しみながら交通ルールを学んだ。

自分の命を守るための約束を確認した後は、交通安全の呼び掛けに挑戦。

秋田東警察署の小野政樹署長から年長組の園児5人に「ヘルメット着用呼び掛け隊」の委嘱書と、パトカーをイメージして作られたヘルメットが手渡された。

「僕たち私たちは、交通安全頑張ります!」と元気よく宣言してヘルメット着用呼び掛け隊が向かったのは、秋田市内のホームセンター。

自転車に乗る際はヘルメットを着用するように努力しなければならないが、警察が行った調査によると、県内の着用率は全国で3番目に低い3.5%だった。

園児たちは、買い物客にチラシや反射材を手渡してヘルメットの着用を呼び掛けた。

参加した園児は「楽しかったのは紙を配るところ。『交通安全、気を付けてください』と呼び掛けた」「チラシをいっぱい渡した。ゲームで止まれと止まれを当てて楽しかった」と話した。

園児たちは呼び掛けを通じ、交通ルールをしっかり守ることを誓っていた。

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