自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、防衛省の相次ぐ不祥事を受け、今月下旬にも衆議院で閉会中審査を開催することで合意しました。
立憲民主党 安住国会対策委員長
「長年自衛隊が培ってきた信頼を一瞬のうちにこれを失う、信頼を失う可能性が高い深刻な事態だと私は思います」
防衛省で発覚した潜水手当の不正受給問題や「特定秘密」の不適切な扱いをなどを巡る一連の不祥事を受けて、自民党と立憲民主党は今月下旬にも衆議院の安全保障委員会を開くことで合意しました。
また、秋の臨時国会では、旧優生保護法を巡る最高裁での違憲判決を受け、すべての被害者に補償をするための法改正を行うことのほか、東京都知事選挙でのポスター掲示を巡り公職選挙法の改正について結論を出すことでも一致しました。
一方、立憲は、有権者に秘書を通じて香典を渡した疑いで東京地検特捜部の家宅捜索を受け自民党を離党した堀井学衆議院議員について、政治倫理審査会に出席し説明するよう求めました。
防衛省の不祥事を巡っては、参議院でも、8月の1日か2日に外交防衛委員会を開催することで与野党が合意しました。
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