企業の労働力不足が懸念されるなか、ニーズが高まっているのが若手の人材です。岡山市では7月22日、2024年度卒業予定で就職を希望する高校生を対象にした就職説明会が開かれました。

会場には、岡山県内に本社や事業所を置く58の企業のブースが設けられ、約250人の高校生が担当者から企業概要などの説明を受けていました。

多くの企業で若い人材の確保が課題となる中、岡山労働局によりますと県内の高校卒業者の求人数はコロナ禍で減少したものの2022年度からは増加傾向となっています。

(建築業)
「建設業は若い方が勤続しない。若い人にたくさん入ってもらって盛り上げていってもらえたら」

(アパレル業)
「昨年(2023年)から高卒者の採用を始めた。アパレルの会社は特に若い人の新しい風が重要」

一方で、就職を希望する高校生は過去5年で減少し続けていて学生有利の売り手市場となっています。

(参加した学生)
「知らない企業もたくさんあってイメージと違った企業もたくさんあった」
「やりがいのある会社で働きたい」

(岡山公共職業安定所 雇用開発部 秋田諭雇用開発部長)
「就職を希望している高校生に今後職業選択をする際に役立ててもらいたい」

企業による面接などの採用活動は9月16日から始まります。

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