留学生に介護の現場で活かせるよう佐賀弁を学んでもらおうと、佐賀市の短期大学で特別講座が開かれました。
特別講座を受けたのは、佐賀女子短期大学の福祉とソーシャルケアコースの留学生ら約60人です。
この講座は介護職を目指す留学生たちから「佐賀弁がわからない」という声が多くあがっていたため仕事で高齢者と関わるときに活かしてもらおうと2019年から開かれています。
留学生たちは講師から介護現場でよく使われる単語やその意味を習い、声に出して練習したり寸劇に参加したりして約60種類の佐賀弁を学んでいました。
【参加した留学生】
「前は職場でお年寄りがなにを言っているのかわからなかった、佐賀弁を勉強したのでとても役に立って前よりこれからコミュニケーションをとれるのでとてもうれしい、ありがたい」
「“よか”はするのかしないのかわからなかったので、いまはわかるようになった、現場でもっと使って利用者さんたちともっとコミュニケーションとろうと思う」
佐賀女子短期大学によりますと、留学生ほぼ全員が介護施設でアルバイトをしながら大学に通っていて、卒業後はほとんどの学生が県内を中心に日本の介護施設で働くということです。
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