さまざまな都市の街並みを個性的な手法で描く、山形市在住の画家の作品展が寒河江市で開かれている。
山形市の街並みを表現した鳥瞰図。
実在する建物や看板などが、縮尺にとらわれず強調して描かれている。
手がけたのは、群馬出身の画家・藤原泰佑さん。
東北芸術工科大学の大学院を修了した後、山形市を拠点に創作活動をしている。
いま寒河江市で開かれている作品展には、山形市だけでなく東京や前橋市・上山市などを描いた9つの「鳥瞰図のような作品」が展示されている。
いずれもそれぞれの街の特徴をリアルに、そして大胆に再構成して表現し、訪れた人たちを引き込んでいた。
(訪れた人)
「細部を見るのが楽しい。すごく小さいところまで書き込まれていてすごい」
「地元が上山なので、知っているところだと余計に楽しい」
(画家・藤原泰佑さん)
「鳥瞰図は絵の全体を見る楽しさがあるのと同時に、細かく中まで見てその絵自体を読み込んでいく楽しさがあると思う。絵を読み解きながら楽しんでもらえればいい」
藤原さんの個展は、寒河江市美術館で7月28日(日)まで開かれている。
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