相次ぐ不祥事を受けて海上自衛隊のトップが交代し、新たに就任した斎藤海上幕僚長は改めて謝罪したうえで再発防止を徹底すると強調しました。
斎藤海上幕僚長
「私、自らも現場を訪れ、海上自衛隊が日々の任務を遂行し、国民の皆様の付託に応えられる組織であり続けられるよう努めて参ります」
斎藤海上幕僚長は、潜水手当の不正受給や特定秘密の違法な取り扱いについて「国民の期待と信頼を大きく損なった」として謝罪しました。
そのうえで、主要な指揮官を集めて再発防止策を確認する会議を来週開催すると述べました。
また、潜水艦乗組員が川崎重工業から不正な金品の提供を受けていた疑いがあることについて「非常に深刻に受け止めている」と述べて現在、行われている調査に全面的に協力する考えを示しました。
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