長崎県内の動物園「長崎バイオパーク」で目撃されたのは、大量の干し草や大根を腕いっぱいに抱えながら歩くビーバーです。
よく見ると、なんと二足歩行。
荷物を抱え、巣を作るため自宅へと向かっていたのです。
長崎バイオパーク 広報・神近公孝さん:
巣の材料にするための干し草を運んでいる。ビーバーは働き者で有名で、木を切り倒して運んだりもする。
しかし、なぜ二足歩行なのか、神近さんに聞いたところ「物を運ぶ時は二足歩行になる」といいます。
上り坂も、何のその!ビーバーは表情ひとつ変えず上りきりました。
飼育員によると、ビーバーは働き者だということですが、時には、疲れてしまったのか地面に寝そべりおなかをポリポリする場面も。
長崎バイオパークにいるビーバーは、冬の終わりから巣作りを始めるといいますが、巣が完成した後も屋根に穴が開いたら枝で補修。
寝床の巣材を定期的に入れ替えるなど、その建築技術は大工さんにも負けず劣らずの腕前なんだとか。
さらに、大人だけでなく子どももお手伝い。
小さいころから巣作りを学んでいます。
いっぱい働いたあとは、人目を気にせずだらだらと昼寝を始めるビーバーでした。
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