秋田県にかほ市で24日、小学生が鳥海山の麓を散策し、山と海とのつながりについて理解を深めた。
海と日本プロジェクトin秋田県が企画したイベントには、小学5年生と6年生の20人が参加した。
訪れたのは鳥海山の麓、にかほ市象潟町。鳥海山からの伏流水が流れ込む日本海はミネラルが豊富で、海の生き物が育ちやすいといわれている。
山と海とのつながりを学ぶため、はじめに子どもたちは山の秘密を探った。
秋田県の絶滅危惧種となっているコケなどに関するガイドの説明を聞きながら歩くこと約30分、元滝伏流水に到着した。
参加した児童は「きれいで神秘的で涼しいと思った。ここに魚がくることにびっくりした」「虫がいっぱいいることや溶岩が流れてることを学んだ」と話し、散策を通じて多くのことを感じ取ったようだ。
25日は海を訪れるなどして学びを深めることにしている。
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