台風など大雨による水害への対応を万全にしようと静岡県沼津市が排水ポンプ車を新たに導入し、7月25日に操作方法などを訓練しました。

導入されたのは1時間で25mプール5杯分のの排水能力がある排水ポンプ車です。

沼津市内では2023年6月の台風2号で排水能力を超える雨が降り、建物などに浸水被害が出る内水氾濫が起きたことから沼津市が独自に導入しました。

25日の訓練には市の職員のほか、協定を結んでいる建設業の作業員など約30人が参加し、浮き輪を付けたポンプにパイプをつなぎ、実際に川の水をくみ上げて作業の手順を確認していきました。

沼津市・頼重秀一 市長:
今まで国土交通省に排水ポンプ車を借りていたという状況でしたが、ここのところの雨の状況を見ると、その時に借りれるかどうかという心配もある。非常時に際しての万全な体制をこれから築き上げていきたい

沼津市は内水氾濫に備え、2024年度はこの排水ポンプ車に加えてトラックに積んで運べる排水ポンプなどの装置2セットも導入しています。

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