スズムシが鳴く自然環境を取り戻そうと、仙台市宮城野区ではスズムシをプレゼントするイベントが開かれています。

この取り組みはスズムシの愛好家などでつくる仙台市内にある市民グループが30年ほど前から行っているものです。
7月26日は夏休み中とあって家族連れなどが多く訪れ、スズムシを次々と受け取っていました。

スズムシは1971年に市民投票で、仙台市の虫に選ばれましたが、都市化などの影響で現在は、自然の中で生まれ育つスズムシは少なくなっています。

受け取った子供
「とにかくいい鳴き声で、私はそこが一番好き」

受け取った子供たちは、愛好家から飼育するポイントなどを教わっていました。

すずむしの里づくり実行委員会 鈴木孝雄さん
「スズムシの声を聞いて、命の大切さを分かっていただけるといい」

このイベントは27日も行われ、予約は不要ということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。