富士山と重ねた写真を撮ろうと訪日客が集まるコンビニエンスストア前に設置された黒い幕について、地元の山梨県富士河口湖町は茶色の素材に張り替えた。

　茶色い幕は25日、「ローソン河口湖駅前店」前の町道と反対側の歩道の間に設置された。町によると、これまでと同じビニール製だが、縫い目がより細かく穴が開けられにくい材質となった。

　黒い幕の設置後、人為的に開けたとみられる穴が複数見つかり、新たな被害を防ぐとともに景観の印象を改善するために別の材質に張り替えることを決めた。色について、青・緑・茶・銀を検討し、町の景観に合うとの理由で茶色を選んだ。（棟形祐水）

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