鹿屋市の特別養護老人ホームで職員が入所者の裸をスマートフォンで撮影するなど、あわせて5件の虐待事案があったことがわかりました。
虐待事案があったのは鹿屋市の特別養護老人ホーム慈恵園です。
施設を運営する社会福祉法人永生会によりますと、去年この施設で働く女性職員が、自ら服を脱いだ認知症の入所者の裸をスマートフォンで撮影し同僚職員に送信したほか、別の男性職員は入所者の両腕をつかみ身体をベッドに押しつけ腕に内出血をさせるなどしたということです。
2人の職員は聞き取りに対し「配慮が足りなかった」などと話していて、鹿屋市は2024年3月、この2人の5件の行為を虐待事案と認定したということです。
永生会は鹿屋市の求めに応じ、既に改善計画書を提出していて萩原利恵子理事長は「地域の信頼回復に努めたい」とコメントしています。
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