世界各地を舞うアゲハチョウなどの標本を展示した昆虫展が、20日から広島市森林公園で始まりました。

南太平洋のソロモン諸島に生息する「ヴィクトリアトリバネアゲハ」。
蛍光イエローが目を引く世界で最も美しい蝶と言われ昆虫好きや子どもたちに人気です。
広島市東区の森林公園「こんちゅう館」で20日から始まった企画展「美しいチョウの世界」は、県内に生息する蝶をはじめ世界各地から集まった蝶の標本など約300種類が展示されています。
「ディディウスモルフォ」という蝶は金属光沢をもつのが特徴で、蝶の羽が微細な構造になっていることから、光の反射を複雑にすることでキラキラとしたきれいな色を放ちます。

広島市森林公園こんちゅう館の松尾信彦さんは「蝶の魅力は美しい羽の模様や色彩。世界の美しい蝶の本物を見ることができるので楽しんでもらいたい」と話していました。
「美しいチョウの世界」は5月6日まで開かれています。

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