長崎・西海市の動物園で、巣の補強や寝床作りに使う干し草などを両手で抱えながら、二足歩行で歩くビーバーの姿が撮影された。
“働き者”のビーバーは、普段は"四足歩行”で生活しているが、物を運ぶときは“二足歩行”になることもあるという。
腕いっぱいの荷物!働き者ビーバー
長崎・西海市の動物園「長崎バイオパーク」でカメラがとらえたのは、大量の干し草や大根を腕いっぱいに抱えながら歩くビーバーだ。
見ていた飼育員は、「すごいね!こんな重いの持てるんだ」と感心している様子だ。
この記事の画像(11枚)しかもよく見ると、なんとビーバーは二足歩行で歩いている。
ビーバーは巣を作るため、荷物を抱えて自宅へと向かっていて、長崎バイオパーク広報・神近公孝さんによると、「ビーバーは働き者で有名で、木を切り倒して運んだりもする」という。
またビーバーは、「普段の歩きは四足。物を運ぶときに持ち上げられる物なら二足で持ち上げて歩く」そうで、物を運ぶときは二足歩行になるという。
ビーバーは上り坂もなんのその、表情ひとつ変えず登り切った。
ビーバーは“働き者”の動物
飼育員によると、ビーバーは“働き者”だという。
しかし時には疲れてしまったのか、地面に寝そべり、お腹をポリポリかく姿も見せた。
この動物園にいるビーバーは、冬の終わりから巣作りを始めるというが、巣が完成したあとも、屋根に穴が開いたら枝で補修し、寝床の巣材を定期的に入れ替えるなど、その建築技術は大工さんにも負けず劣らずの腕前だという。
さらに大人だけでなく、赤ちゃんビーバーもお手伝いし、小さい頃から巣作りを学んでいる。
いっぱい働いたあとは、ビーバーは人目を気にせず、ダラダラと昼寝を始めていた。
(「イット!」 7月24日放送より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。