鈴木宗男参議院議員が去年10月に続き、再びロシアを訪問していることについて林官房長官は「どのような目的であれ渡航はやめるよう」強調しました。
林官房長官
「ロシア全土にレベル3、すなわち渡航中止勧告以上の危険情報を発出しておりまして、どのような目的であれ、ロシアへの渡航はやめていただくよう国民の皆様に求めてきております」
林長官はそのうえで、鈴木議員のロシアでの活動については「政府としてコメントは控える」と述べ、鈴木議員から政府側への連絡は「現時点までに受けていない」と説明しました。
鈴木議員は、ロシアによるウクライナ侵攻以降、去年10月にも、所属していた日本維新の会に無断でロシアを訪問し、「ロシアの勝利を確信している」などと発言して党から除名処分を受け、離党しています。
関係者によりますと、鈴木議員は28日からモスクワなどを訪問し、ロシア外務省や漁業関係者との面会を予定しているということです。
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