福島県大熊町に集まったのは、双葉郡の小学生・約240人。2023年に完成した大熊町の校舎でイベントが行われ、子どもたちは新しい友達との交流を深めていた。
「絆づくり交流会」は、年に1回 双葉郡の小学生を集めて開催されている。子どもたちは、同じ学年ごとに分かれてレクリエーションを行い、町村の垣根を越えて交流を楽しんでいた。
参加した児童は「楽しかったです。色んな人と話せたから、いろんな友達ができてよかったんじゃないかなって思います」「最初はちょっと不安でした。やってるうちに少しずつ慣れていったので良かったです」と話した。
原発事故による避難指示で、子どもが減ってしまった双葉郡に、新たなつながりを生んできたこの交流会。過去に参加したことがある、ふたば未来学園の松本彩楓さんは今回は運営をサポート。「私も小学生の時に参加したが、郡山とかだったので、実際に双葉郡で開催されていることが、すごくうれしく思います」と話し、復興を実感していた。
夏を彩る思い出が、双葉郡で刻まれている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。