不登校の子どもを支援しようと、松江市の社会奉仕団体が市内で開かれた祭りで、チャリティ屋台を出店しました。

7月24日と25日の白潟天満宮の例大祭“天神さん”夏祭りで、チャリティ屋台を出店したのは「松江しんじ湖ロータリークラブ」です。
この活動は、クラブ創立30周年の記念事業の一つで、売り上げの一部を不登校の子どもを支援する県内の団体に寄付するために行いました。
この日は、会員20人とともに松江栄養調理製菓専門学校の学生も調理や接客を手伝い、焼きそばや飲み物を販売しました。

文部科学省が2023年に発表した調査によると、島根県内の小中学校の不登校児童・生徒数は1937人に上り、1000人あたりの人数で茨城、沖縄に次いで全国3番目に多くなっています。

松江しんじ湖ロータリークラブ・山口俊昌会長:
(国際ロータリーの)今年のテーマがロータリーのマジックとされていて、島根県の不登校の子どもたちが、いずれ我々が支援したことで、島根や松江にマジックを引き起こしてくれることを期待している。

この団体は、今後もこうした社会貢献活動を続けていくとしています。

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