終戦から2024年で79年、戦争で命を落とした香川県関係者の追悼式典が7月30日、高松市で行われました。

追悼式には遺族など約80人が出席し、池田知事の式辞のあと遺族を代表して三谷等さんが追悼の言葉を述べました。

(遺族代表・三谷等さん)
「私たちはあの悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、歴史の事実を未来に正しく引き継いでいくことこそ多くの戦没者の思いに応える道であると考えます」

そして戦争により命を落とした香川県関係者、3万7890人に哀悼の意を捧げました。

(遺族)
「長い間平和で暮らせるのも父やみんなのおかげだと思う。ここには父に会いに来た。平和が一番ありがたい」

終戦から2024年で79年。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナの問題など世界情勢が混迷を極める中、出席者たちは平和への願いを新たにしていました。

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