福岡市動物園に7月30日、ミャンマーから4頭のアジアゾウが到着しました。
秋の全面公開を前に、動物園では8月1日から4頭の名前を募集します。
◆福岡市 高島市長(31日、福岡市動物園)
「ゾウさんいつ来るのという声、これに何とか応えたい。ギリギリまで色々なことがあって、ようやく来てくれたので今は本当にほっとしています」
ミャンマーから福岡市動物園にやってきたのはオス1頭とメス3頭の合わせて4頭のアジアゾウです。
4頭は7月30日早朝に北九州空港に到着し、午後2時ごろ、福岡市動物園に入りました。
ゾウは長旅の疲れも見せず元気に餌を食べていて、動物園によると体調は良好で、健康上の問題はないということです。
福岡市動物園では1953年の開園以来、途切れることなくゾウを飼育してきましたが、長年愛されてきた「はな子」が2017年に死んでからはゾウが不在となっていました。
4頭の到着を待ちわびた福岡市民からは「早く見たいです」「早く秋になって」「ゾウさん大好き!」などの声が聞かれました。
福岡市動物園では8月1日から4頭のゾウの名前を募集するほか、1口1千円以上の寄付でゾウの餌代を支援する「エレ・ファンクラブ」メンバーの募集など、ゾウを支える市民の輪を広げていきたいとしています。
今後、動物園はゾウを約3ヶ月かけて新しい環境に慣らしつつ、飼育員はゾウとの接し方を学ぶなどして、秋の全面公開を目指したいとしています。
なお動物園は、4頭の名前を応募する際の参考にしてほしいと、ミャンマーでの名前と意味を公表しています。
◎14歳オス:ミン・チー・アウン(王様・清める・成功、合格)
◎12歳メス:モー・トウン・ヌエ(雨・賑やか・植物〈木や花など〉のつる)
◎22歳メス(母):セイン・モー・サン(ダイヤモンド・雨・豊かな生活)
◎3歳メス(子):エー・モー・サン(静かな、滑らか・雨・豊かな生活)
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